自宅でできるリンパマッサージ|むくみ・疲れを流す簡単セルフケア
「夕方になると足がパンパン…」「顔がむくんでメイクがのらない…」
そんな“なんとなくの不調”に悩まされていませんか?
実はその不調、リンパの流れの滞りが関係しているかもしれません。
この記事では、自宅でできる簡単なリンパマッサージのやり方を部位別に紹介します。
毎日のケアに取り入れて、体も心もスッキリ整えましょう。
■ リンパとは?|体の「排水管」のような存在
リンパは、体内の老廃物や余分な水分、疲労物質などを回収して排出する大切な通り道です。
血液と違い、心臓のようなポンプがないため、筋肉の動きやマッサージなどの外からの刺激によって流れが促されます。
つまり、運動不足や姿勢不良、ストレスでリンパの流れが滞ると、むくみや疲労感、冷えなどの不調が出やすくなるのです。
■ 自宅でできるリンパマッサージ|基本のポイント
◆ マッサージ前の準備
- ・お風呂上がりがベスト:体が温まり、リンパの流れがスムーズに
- ・クリームやオイルを使用:肌の摩擦を防ぎ、リラックス効果もUP
◆ マッサージの基本ルール
- ・末端から心臓方向へ:足先→太もも、手先→脇など、流れに沿って
- ・強く押しすぎない:優しく“なでる・さする”程度でOK
- ・深呼吸しながらリラックス:呼吸と共に緊張をほどく
■ 部位別セルフリンパマッサージ
足のむくみに
- 1.足首をくるくる回して関節をゆるめる
- 2.くるぶし→ふくらはぎ→膝裏へ向かってなで上げる
- 3.太もも→そけい部(足の付け根)へ流すようにさする
▶︎ポイント:膝裏・そけい部はリンパ節があるため、丁寧に流す
顔のむくみに(朝のケアにも)
- 1.顎先から耳の下に向かってフェイスラインをなでる
- 2.耳の下→首の側面→鎖骨に向かって流す
- 3.鎖骨のくぼみをやさしく押し流す
▶︎ポイント:顔のマッサージは力を入れずにごく軽く行いましょう
腕・肩のだるさに
- 1.手首→肘→脇へ向かってさする
- 2.脇の下のリンパ節をくるくると円を描くように刺激
- 3.鎖骨まわりをやさしく流す
■ セルフリンパマッサージの注意点
- ・食後1時間以内は避けましょう
- ・発熱・体調不良・皮膚の炎症がある時は行わないでください
- ・妊娠中・持病がある方は、事前に医師や専門家に相談を
- ・めまいやだるさを感じたらすぐ中止を
■ “流す習慣”で、不調をためない体づくりを
リンパマッサージは、道具もいらず手軽に始められるセルフケアです。
1日5分でも続けることで、むくみや疲労感の解消、リラックス、睡眠の質向上にもつながります。
「最近、足が重い」「なんとなく体がだるい」
そんなサインを感じたら、ぜひリンパマッサージを取り入れてみてください。
不調が続く場合は、下記バナーより一度ご相談ください。専門家指導により根本的な体質改善にもつながります。